地酒あさま

其の2・ひやおろしについて


ひやおろしとは・・・?

かつては、樽詰めの際に加熱処理をせず、ひや(生)のまま詰められたことに由来します。
冬から春にかけて仕込まれた新酒は、夏の間中ひんやりとした蔵の中で、貯蔵・熟成されます。
約半年間熟成されることで、味にまろやかさ・丸みが出て、酒の旨味が増すのです。
日本酒が、最も美味しいとされる秋に、硬からず熟しすぎずの味が上がった旨い酒のことをいいます。「ひやおろし」は、別名「秋上がり」・「秋晴れ」とも呼ばれ、旨い酒として昔から親しまれてきました。
やっぱり秋は、「ひやおろし」・「秋上がり」を、楽しもう。